ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【バジリスク】 - ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【バジリスク】

(全域)
入門条件
バジリスク

見たものを石化させる能力を持つ上位蛮族。
それが、バジリスクです。
普段は人間によく似た姿をしており、一見してほとんど見分けがつきません。
特徴的なのはその目で、迂闊に視線を向けて相手を石化させないよう、目隠しや色眼鏡、フードや仮面などで目元や顔全体を隠しているのが普通です(そして、その状態でも目が見える視力を持ちます)。
バジリスクは、ディアボロ、ドレイクと並ぶ上位蛮族の一角であり、極めて強力な存在です。
主に魔法の扱いに長けていますが、その肉体は他の蛮族と同等かそれ以上で、隙がありません。
蛮族としてのカリスマ性も高く、大勢の部下を従えて自らの王国を築いていることもあります。
しかしバジリスクの多くは変わり者で、表立って戦うことを好みません。
奇妙な趣味に耽溺したり、陰謀を巡らせる黒幕に徹したりする傾向が見られます。
他の上位蛮族と同様に、バジリスクも変身能力を有し、いざとなれば巨大な8本足のトカゲとなります。
しかしこの姿になれば知力が著しく低下してしまうことから、普通は変身することを嫌がります。
ディアボロやドレイクとはライバル関係にあることも多いのですが、必要に応じて手を組む柔軟性も持ちます。
また、自らが積極的に矢面に立つより、他者を利用する立ち回りも好みます。
石化の邪視に加えて、その血液は猛毒であり、バジリスクを傷つけた者は相応のダメージを覚悟せねばなりません。
そのため、前線で戦うのも悪くないでしょう。
バジリスクは卵生で、15歳程度で成人とみなされ、寿命は500年程度と考えられています。

初期習得言語:「交易共通語「バジリスク語」「ドレイク語」「汎用蛮族語」の会話と読文、「妖魔語」の会話
選択不可の技能:なし
“穢れ”:4点

能力値の決定

ABCDEF
1d+62d2d2d1d1d

生まれ表

生まれ技能参照頁
戦士ファイター91212『BR』15頁
拳闘士グラップラー81312『BR』15頁
戦舞士バトルダンサー91311『BR』15頁
魔術師ソーサラー61215『BR』15頁
神官プリースト61314『BR』15頁
魔神使いデーモンルーラー61116『BR』15頁
賢者セージ71016『BR』15頁
錬体士エンハンサー71313『BR』15頁
天地使いジオマンサー71214『BR』15頁
部位操者フィジカルマスター81114『BR』15頁

ロールプレイの指針

バジリスクもまた、上位蛮族としてよく知られた存在です。
しかし同じく有名なディアボロやドレイクとは、かなり違った性格をしている者がほとんどです。
戦いに勝利し、自らの強さをアピールすることで地位を高め勢力を拡大するのを望むディアボロやドレイクと異なり、
バジリスクはそうした地位向上や領土的野心にあまり興味を示しません。
バジリスクの多くは自らの趣味や思索に没頭し自分がやりたいことに熱中する傾向が見られます。
その性格は怠惰で退廃的な者が多く、倒錯的、耽美的な嗜好を好む者もいます。
興味がないことにはやる気を見せず、そうした態度を隠そうともしません(とはいえ、GMや他のプレイヤーに対し、非協力的なプレイは非推奨です。言動や態度はどうあれ、物語の進行には協力しましょう)。
バジリスクは、あまり尊大な態度は取らず、好奇心旺盛な趣味人、あるいは自分の趣味や研究に没頭したいインドア派をイメージするとわかりやすいでしょう。
クールな態度も、偏執的な性格も、熱狂的な勢いも、バジリスクには似合います。
趣味や好みが合致すれば、誰かを主君と仰いだり仕えたりすることもありますし、趣味や目的を成就させるために自分の王国を作ろうとすることもあります。
もちろん、下位蛮族はバジリスクの恐ろしさを知っているので、逆らったり敵対したりしようとはしません。
むしろ思いつきでなにをされるかわからないので、避ける傾向すらあります。

流派装備

秘伝

[邪視と瞳石]

体内に瞳石を持ち、視線に呪いの力を込めま
〈魔法の発動体〉を保持せずに真語魔法、操霊魔法、深智魔法を行使できます。
また「バジリスクの特殊能力一覧」から「石化の邪視」のBランクを得ます。

[猛毒の血液]

体内の血液が猛毒を持ち、傷つけた相手を冒
します。
このキャラクターが近接攻撃で「1」点以上の適用ダメー
ジを受けた場合、ダメージを与えたキャラクターは自身の手
番の終了時に「1d」点の毒属性の魔法ダメージを受けます。

[魔物化]

瞳石の力を解放し、主動作で魔物形態に変身します。
変身後は知力が12点減少(最低1)し、部位が「頭部(コア部位)/胴体/邪眼」の3部位を持つキャラクターになります。
一度変身すると1時間は人間形態に戻れません。
人間形態に戻るのも主動作となります。
魔物形態に変身すると、人間形態でどれだけHP、MPが滅少していても、すべての部位は最大値となります。
その他、人間形態時に受けていた継続的な効果は、有利なもの、不利なものもすべてコア部位が引き継ぎます。
人間形態に戻るときは、コア部位のHP、MPの減少に加え、継続的に受けている効果もすべて引き継ぎます。
[部位:頭部]は人間形態時の技能や魔法などをそのまま使用できます。
ただし、「石化の邪視」などの特殊能力は使用できません。
また、生来武器〈牙〉を得ます。
[部位:胴体][部位:邪眼]は人間形態時の技能や魔法などは使用できません。
[部位:胴体]は生来武器〈爪〉を得ます。
[部位:邪眼]には生来武器はありませんが、特殊能力「**の邪視」をすべて使用できます。
魔物形態時の[部位:頭部]の防護点及び[部位:胴体][部位:邪眼]の各種数値は「複数部位の基礎ステータス」を参照してください。

弱点

水・氷属性ダメージ+3点

《6レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[魔物化]
限定条件
使用
[魔物化]
適用
リスク
概要
[魔物化]強化
効果

[魔物化]を行った際、[部位:頭部]は人間形態時に受けていた継続的な効果を引き継ぐか、すべての効果を失わせるかを選ぶことができるようになります。
さらに魔物形態時は、すべての部位は毒属性の効果でHP、MPが減少せず、不利な効果を受けなくなります。

《9レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[猛毒の血液]
限定条件
使用
[猛毒の血液]
適用
リスク
概要
効果

[猛毒の血液]で与えるダメージが「2d」点になります。

《11レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[魔物化]
限定条件
使用
[魔物化]
適用
リスク
概要
[魔物化]強化
効果

[魔物化]を補助動作で行えるようになります。

製作者:公式