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「経歴表」と「冒険に出た理由表」を使い、PCの過去の経歴や冒険に出た理由を決めることができます。
これらは、PCにより深い設定を与えてくれる助けになります。
PCを演じるときの指針にもなりますし、GMが冒険を彩るために、それらに関連した人物などを登場させることもできます。
「経歴表」を使用するときには、1dを3回振ります。
1回目の出目が1~2なら経歴表A、3~4なら経歴表B、5~6なら経歴表Cを使います。
2回目、3回目の出目で、経歴がひとつ決まります。
「冒険に出た理由表」は1つだけです。
表を選ぶ必要はありませんので、1dを2回だけ振り、その出目の組み合わせで決定します。
経歴は最大3つまで(より少なくてもかまいません)、冒険の理由は1つだけ定めるぐらいが適切です。
経歴や冒険の理由について、結果が気に入らなければ振り直してもかまいませんし、任意に選んでしまってもかまいません。
望むならば、GMと相談して表にないものを作ってもいいでしょう。
経歴表A
出目 | 体験 |
1-1 | 大恋愛したことがある |
1-2 | 命を救われたことがある |
1-3 | 子供の頃に家出したことがある |
1-4 | 破産したことがある |
1-5 | 罪を犯したことがある |
1-6 | 憧れる冒険者がいる |
2-1 | 臨死体験したことがある |
2-2 | 裕福な家に生まれた |
2-3 | 育ての親に拾われた |
2-4 | 家族に異種族がいる |
2-5 | かつては貴族だった |
2-6 | 大失恋したことがある |
3-1 | 大怪我をしたことがある |
3-2 | 一定期間の記憶がない |
3-3 | 奇妙な予言をされたことがある |
3-4 | 本来とは異なる性別として育てられた |
3-5 | 許婚がいる(いた) |
3-6 | 大きな挫折をしたことがある |
4-1 | 投獄されたことがある |
4-2 | 裏切られたことがある |
4-3 | 忘れられない恐怖を体験したことがある |
4-4 | 両親に愛されて育った |
4-5 | 誰かを救ったことがある |
4-6 | 有名人の友達がいる(いた) |
5-1 | 大きな遺跡を発見したことがある |
5-2 | まだ恋をしたことがない |
5-3 | 故郷の場所を知らない |
5-4 | のめり込む趣味がある |
5-5 | 才能を絶賛されたことがある |
5-6 | ガキ大将だった |
6-1 | 神の声を聞いたことがある(と信じている) |
6-2 | 溺れたことがある |
6-3 | 予知夢を見たことがある |
6-4 | 身体のどこかに刺青がある |
6-5 | 血縁者と死別したことがある |
6-6 | 役に立たない知識を持っている |
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経歴表B
出目 | 体験 |
1-1 | 大きな失敗をしたことがある |
1-2 | 師と呼べる人物がいる |
1-3 | 異種族の友人がいる |
1-4 | 大切な約束をしたことがある |
1-5 | 大病を患ったことがある |
1-6 | かつて信頼できる友人がいた |
2-1 | 異種族の街で育った |
2-2 | 同じ夢を何度も見ている |
2-3 | 田舎で育った |
2-4 | 競い合う友人がいた |
2-5 | 魔物に襲われたことがある |
2-6 | 本から大きな影響を受けたことがある |
3-1 | 告白されたことがある |
3-2 | 何かの大会で優勝したことがある |
3-3 | 近所では一番の物知りだった |
3-4 | 忘れられないほど美味しい物を知っている |
3-5 | 歳の離れた友人がいる(いた) |
3-6 | 父親が旅に出ている(いた) |
4-1 | 商売を手伝ったことがある |
4-2 | 大ゲンカしたことがある |
4-3 | 近所に芸術家が住んでいる(いた) |
4-4 | 大切な約束をしている |
4-5 | 毒を飲んだ(食べたことがある |
4-6 | 知り合いに生き返った人がいる |
5-1 | 異種族を怖がっている(いた) |
5-2 | 魔物を倒したことがある |
5-3 | 大切な人と生き別れている |
5-4 | 役に立たない得意技がある |
5-5 | 過去に仕えた主がいた |
5-6 | 絶対に知られたくない秘密がある |
6-1 | 恥ずかしい癖を持っている |
6-2 | 自分にそっくりな人物を知っている |
6-3 | 命を助けられたことがある |
6-4 | 特定の異種族を好んでいる(いた) |
6-5 | 引きこもっていたことがある |
6-6 | 始まりの剣を求めている(いた) |
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経歴表C
出目 | 体験 |
1-1 | 伴侶がいる(いた) |
1-2 | 敵対する者がいる(いた) |
1-3 | 目標としている人がいる(いた) |
1-4 | かつて従者がいた |
1-5 | 未だ叶わない夢がある |
1-6 | 純潔である |
2-1 | 規律に厳しい環境で育った |
2-2 | 家族から探されている |
2-3 | 旅をしたことがない |
2-4 | 身体に傷痕がある |
2-5 | 卵を温めたことがある |
2-6 | 歌を褒められたことがない |
3-1 | 大きな嘘をついている(いた) |
3-2 | 大好きな食べ物がある(あった) |
3-3 | 苦手な動物がいる(いた) |
3-4 | 恥ずかしいあだ名を持っている(いた) |
3-5 | 決して手放せない小物がある |
3-6 | 己に何らかの誓いを立てている(いた) |
4-1 | 家族に魔法使いがいる(いた) |
4-2 | 監禁されたことがある |
4-3 | 「負けず嫌い」と評されたことがある |
4-4 | 冒険に誘われたことがある |
4-5 | 濡れ衣を着せられたことがある |
4-6 | 高レベルの魔法をかけられたことがある |
5-1 | 物心がついた時には独りだった |
5-2 | 5人以上の兄弟姉妹がいる(いた) |
5-3 | 家族に冒険者がいる(いた) |
5-4 | 魔剣の迷宮で迷子になったことがある |
5-5 | 同性の家族がいない |
5-6 | 異性の家族がいない |
6-1 | 守りの剣を手に持ったことがある |
6-2 | 一所に5日以上滞在したことがない |
6-3 | 国王に会ったことがある |
6-4 | 空腹のあまりに失神したことがある |
6-5 | 飛空船に乗ったことがある |
6-6 | 自殺を試みたことがある |
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冒険に出た理由表
出目 | 理由 |
1-1 | 蛮族を倒すため |
1-2 | 奈落を滅ぼすため |
1-3 | 一攫千金を狙って |
1-4 | 倒したい相手がいる |
1-5 | 破産した |
1-6 | 故郷にいられなくなって |
2-1 | 探している人がいる |
2-2 | 探しているものがある |
2-3 | 目指すべき場所がある |
2-4 | 王になる |
2-5 | 失われた場所を取り戻す |
2-6 | 最強の存在になるため |
3-1 | 見間を広めるため |
3-2 | 身分を隠すため |
3-3 | 親に言われて |
3-4 | 親に反発して |
3-5 | 家族を養うため |
3-6 | 最高の冒険者になるため |
4-1 | 恐怖に打ち勝つため |
4-2 | 神になる |
4-3 | 病の家族・恋人を救うため |
4-4 | なりゆき |
4-5 | 友達に勧められて |
4-6 | 家族をすべて失ったので |
5-1 | 故郷を滅ぼされたので |
5-2 | 家族仲間の仇を討つため |
5-3 | まだ見ぬ世界を見るため |
5-4 | 失われた家門を取り戻すため |
5-5 | 予言によって |
5-6 | 他に生き方がなくて |
6-1 | 名声を得るために |
6-2 | 自由のために |
6-3 | 無理やり巻き込まれて |
6-4 | 人々を守るため |
6-5 | 失われた文明を取り戻すため |
6-6 | 平和を求めて |
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蛮族経歴表A
出目 | 経歴 |
1-1 | 人族に拾われた |
1-2 | 親に捨てられた |
1-3 | 罪を犯して追放された |
1-4 | 優しさに目覚めた |
1-5 | 第一の剣の神の声が聞こえた |
1-6 | 同族になしめない特徴があった |
2-1 | 幼少時、身体能力が著しく劣っていた |
2-2 | 人族の生き方に感銘を受けた |
2-3 | 殺戮に飽きた |
2-4 | 戦場に置き去りにされた |
2-5 | 人族の文化が好き |
2-6 | 片親、あるいは先祖が人族 |
3-1 | 人族として育てられた |
3-2 | 一族に追われている |
3-3 | 特定の相手に恨みを買っている |
3-4 | 人族の間で有名である |
3-5 | 人族を助けたことがある |
3-6 | 人族に恩がある |
4-1 | 人族に一目置かれている |
4-2 | 一族が昔から人族と仲良し |
4-3 | 人族に懐柔(買収)された |
4-4 | 蛮族のスパイである |
4-5 | 武者修行のために人族社会へ来た |
4-6 | 貧弱な人族軍より、蛮族と戦いたい |
5-1 | 記憶がない |
5-2 | 人族の親から生まれた先祖がえり |
5-3 | 人族に恋をした |
5-4 | 蛮族に忘れられない傷をつけられた |
5-5 | 創造性に目覚めた |
5-6 | 人族研究をしている/いた |
6-1 | 人族に弱みを握られている |
6-2 | 情にほだされた |
6-3 | 人族にあこがれている/なりたい |
6-4 | 人族の捕虜にされている/いた |
6-5 | 人肉が食べられない |
6-6 | 蛮族の将来を悲観している |
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蛮族経歴表B
出目 | 経歴 |
1-1 | 蛮族の名誉を汚された |
1-2 | 許せない蛮族がいる |
1-3 | 人族に負けたことがある |
1-4 | 一族を滅ぼされた |
1-5 | 〈守りの剣〉の影響を受けるとハイになる |
1-6 | 人族を庇護対象と考えている |
2-1 | 人族の文化を崇拝している |
2-2 | 第一の剣の神に入信を迫られたことがある |
2-3 | 人族を恋愛対象にしている |
2-4 | 人族の特定の種族を好んでいる |
2-5 | 人族と大切な約束をしている |
2-6 | 人族の王に仕えている |
3-1 | 人族だった前世の記憶がある |
3-2 | 同胞を傷つけてしまったことがある |
3-3 | 同胞に家族を傷つけられた |
3-4 | 人族にくだらない賭け事で負けてしまった |
3-5 | 人族の命を助けたことがある |
3-6 | 人族の利益になることをしているいた |
4-1 | 人族の研究材料になっている/いた |
4-2 | 蛮族の中の特定の種族が嫌い |
4-3 | 始まりの剣を探している |
4-4 | 始まりの剣を見たことがある |
4-5 | 人族の配下がいる/いた |
4-6 | 人族と蛮族の違いがよくわからない |
5-1 | 人族と蛮族の争いを止めようとしている/いた |
5-2 | 人族になることを夢見ている |
5-3 | 同胞、もしくは恋人が人族を好んでいる |
5-4 | 強大な敵の気配を感じている/いた |
5-5 | 魔神を危険視している |
5-6 | 妖精を危険視している |
6-1 | 職人を目指している/いた |
6-2 | 商人を目指している/いた |
6-3 | 人族の歴史に興味がある |
6-4 | 人族の社会構造に興味がある |
6-5 | 人族が蛮族に勝利すると思っている |
6-6 | 人族に希望を持っている |
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蛮族経歴表C
出目 | 経歴 |
1-1 | 長、族長の血縁である |
1-2 | 親、兄弟を倒したことがある |
1-3 | 一族と確執がある |
1-4 | 一匹狼である |
1-5 | 親、兄弟に頭が上がらない |
1-6 | 一族最後の生き残りである |
2-1 | 人族に殺されかけたことがある |
2-2 | 初陣で死にかけた |
2-3 | 同世代では最強だった |
2-4 | 戦いで逃げたことがない |
2-5 | 人族社会で生まれた/育った |
2-6 | 長年幽閉されていた |
3-1 | 長、族長の命を狙っている |
3-2 | 実は貴重な血統である |
3-3 | 戦いから逃げ出したことがある |
3-4 | 複数の愛人や恋人がいる/いた |
3-5 | 実はあらゆる蛮族を見下している |
3-6 | 他人の食事に毒物を入れたことがある |
4-1 | 戦いのチャンスは逃さない |
4-2 | 人族の味が好き |
4-3 | 子供、若輩をしごくのが好き |
4-4 | なるべく正体を隠している |
4-5 | 武器の手入れは欠かさない |
4-6 | 獲物の体の一部を集めている |
5-1 | 悩むより暴れる |
5-2 | 命を奪うことが好き |
5-3 | 秘密を黙っていられない/なかった |
5-4 | 数が多いほうの味方をしてきた |
5-5 | 偉いやつ、強いやつは、倒したい |
5-6 | ひとりだと不安を感じる |
6-1 | 親に殺されかけた |
6-2 | 友にとどめを刺した |
6-3 | 友人、恋人を食べた |
6-4 | 奴隷扱いされている/いた |
6-5 | 〈守りの剣〉で無力化された |
6-6 | 格下の相手に負けた |
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人族と協力する理由表
出目 | 理由 |
1-1 | 人族に命を救われたことがある |
1-2 | 人族に恩返しされたことがある |
1-3 | 第一の剣の神から啓示を受けた |
1-4 | 特定の人族が自身を信用している(いた) |
1-5 | 庇護対象にしている人族がいる(いた) |
1-6 | 特定の人族と共通の敵がいる |
2-1 | 人族の文化を守りたいと考えている |
2-2 | 人族の技術を利用したいと考えている |
2-3 | 人族に愛を教えられた |
2-4 | 人族の生産物を庇護したいと考えている |
2-5 | 自身を人族より劣っていると考えている |
2-6 | 〈大破局〉は誤りだったと考えている |
3-1 | 周囲の蛮族の考え方が受け入れられない |
3-2 | 特定の人族と共通の趣味を持っている |
3-3 | 人族に恋をしている |
3-4 | 身内に人族がいる(いた) |
3-5 | 蛮族は滅びると考えている |
3-6 | 人族社会のほうが居心地が良い |
4-1 | 力を求める蛮族社会に疲れた |
4-2 | 蛮族との権力闘争は張り合いがない |
4-3 | 人族発祥の特定の娯楽を好んでいる |
4-4 | 人族発祥の特定の食物を好んでいる |
4-5 | 目的の達成に人族が必要だと考えている |
4-6 | 人族を研究対象にしている |
5-1 | 人族と共闘したことがある |
5-2 | 蛮族社会を嫌悪している |
5-3 | 人族と蛮族の共存を目指している |
5-4 | 人族と蛮族を等しく従えたいと考えている |
5-5 | 第一の剣と第二の剣のどちらも求めている |
5-6 | 人族の家庭を模倣したいと考えている |
6-1 | 人族の王になりたいと考えている |
6-2 | 部分的には人族の方が優れていると考えている |
6-3 | 蛮族社会で認めてもらえなかった |
6-4 | 人族社会で認められた |
6-5 | 蜜族社会での記憶がない |
6-6 | 自身を人族の転生体と考えている |
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