【バーバヤガー】
(全域)- 入門条件
- バーバヤガー
普段は人問の女性そっくりな姿をしている蛮族であり、主に深い森の中でひっそりと単独で暮らしています。
長い髪が特徴であり、この髪はどんなに短く切っても、毎朝腰までの長さになります(切った髪は翌朝に消滅します)。
他の蛮族ともあまり交流しないため、非常に珍しい種です。
女性しか存在せず、主に人族(特に人問)と交配し、子を成します。
その際、町から人間の子供を連れ去ることもあり、恐れられています(交配後、食べてしまうという伝説もありますが、それは風説です。また、さらう相手は子供でなくてもかまいません)。
魔法に対して強い執着があり、同時に天性の魔法の達人でもあります。
それゆえあらゆる魔法を研究し、修めています。
己の魂の“穢れ”を一時的に上昇させることができ、そうすることでより高い魔法への素養を発揮します。
その際、顏や肌などは、醜い老婆のような姿になります。
また、性格も残虐なものに変じます。
普段の性格は温厚で思慮深く、人間のふりをして町で暮らしていたり、森で困っている者を助けることもあります。
バーバヤガーは15歳で成人とみなされ、300年程度の寿命を持ちます。
初期習得言語:「交易共通語」「魔法文明語」「汎用蛮族語」「ドレイク語」の会話と読文
選択不可の技能:なし
“穢れ”:2点(魔女化すると+2点)
能力値の決定
A | B | C | D | E | F |
2d | 1d | 1d | 1d | 2d | 1d+6 |
生まれ表
生まれ | 技能 | 技 | 体 | 心 | 参照頁 |
魔術師 | ソーサラー | 7 | 8 | 11 | 『BR』27頁 |
操霊術師 | コンジャラー | 8 | 8 | 10 | 『BR』27頁 |
神官 | プリースト | 7 | 10 | 9 | 『BR』27頁 |
妖精使い | フェアリーテイマー | 7 | 9 | 10 | 『BR』27頁 |
魔神使い | デーモンルーラー | 7 | 7 | 12 | 『BR』27頁 |
森羅導師 | ドルイド | 9 | 6 | 11 | 『BR』27頁 |
野伏 | レンジャー | 10 | 6 | 10 | 『BR』27頁 |
賢者 | セージ | 9 | 8 | 9 | 『BR』27頁 |
天地使い | ジオマンサー | 10 | 8 | 8 | 『BR』27頁 |
軍師 | ウォーリーダー | 8 | 9 | 9 | 『BR』27頁 |
ロールプレイの指針
もっとも排他的な性格をしているのは、このバーバヤガーでしょう。
本来は森の奥でひっそりとひとりで暮らし、魔法や薬草の研究などをしています。
いかにも魔法使いや研究者といった性格が多く、自己中心的で偏狭な者も少なくありません。
魔法とそれを操る自分が一番だと傲慢に考える者もいるでしょう。
特に種族特徴である[魔女化]を行っている間は、おとぎ話に出てくる邪悪で不吉な魔女にそっくりな見た目と性格になります。
そのことは自覚しているので、[魔女化]を嫌がるバーバヤガーもいますし、気にしない者もいます。
基本的にひとりで研究や勉学に没頭することが大好きなので、孤独でも平気です。
しかし子を成すためには人族の連れ合いが必要になるため、情熱的な性格をしていたり、周期的に恋愛に積極的になる者がいたりもします。
弟子を育てることもあり、意外と面倒見のいい性格をしている者も多く見られます(ひとりぼっちで暮らすことが多いため、対人関係が不器用で、そうは見られない悲劇もよく起こります)。
パーティを組めば、仲間を守るための知恵袋になろうとするでしょう。
もっとも、口下手なために最初はギクシャクしたり、仲間を怒らせたりするかもしれません(本当に他のプレイヤーを不愉快にさせないように!)。
基本的には頭の悪い相手を嫌い、妖魔のような下級蛮族は嫌悪しています。
ですがたまに、(見た目が好みの相手なら)馬鹿さ加減が愛おしくなり、恋愛感情を抱くこともあるようです。
流派装備
秘伝
[魔女化]
補助動作、または戦闘準備で魔女の姿に変じます。
魔女化するとすべての魔力が+1され、同時に“穢れ”が2点上昇(合計4点)します。
また、種族特徴[魔女の火]が使用できるようになります。
魔女に変身してもHP、MPの現在値などに変化はありません。
継続的に受けている効果などもすべて引き継ぎます。
一度魔女に変身すると、1時間は元の姿に戻れません。
元の姿に戻るのは主動作になります。
[魔女の火]
激しくマナを消費することで鬼火のように反応させ、瞬間的に魔法の効果を高めます。
主動作で「対象:1体」であり、かつ威力表を用いる魔法を行使した場合、消費に記されているMPに、その魔法の「レベル(ランク)」と同じ値を追加で消費することを選択できます。
MPを追加で消費した場合、「対象:1体」の魔法の威力表使用時の2dの出目が「3~10」なら、その出目に「+2」して扱います(最大12)。
「1ゾロ」(2)はそのまま使用します。
この出目の修正は魔法が抵抗されても有効ですが、クリティカルが発生した後、2回目以降の威力表の出目には適用しません
[魔女の火]は[魔女化]で魔女の姿に変じていなければ使用できません。
弱点
物理ダメージ+2点
《6レベル以上》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型
- 前提
- [魔女の火]
- 限定条件
- 使用
- [魔女の火]
- 適用
- リスク
- 概要
- [魔女の火]強化
- 効果
[魔女の火]で「対象:1エリア(半径○○m)/△」となる魔法に対しても、追加でMPを消費することを選べるようになります。
選んだ場合、威力表の出目上昇は、すべての対象に対して「+1」となります。
《11レベル以上》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型
- 前提
- [魔女の火]
- 限定条件
- 使用
- [魔女の火]
- 適用
- リスク
- 概要
- [魔女の火]強化
- 効果
[魔女の火]使用時に、追加で消費するMPが「レベルの半分(端数切り上げ)」に軽減されます。