ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【ドレイク】 - ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【ドレイク】

(全域)
入門条件
ドレイク

蛮族界において、最も有名で最も恐れられているエリートと言えば、このドレイク以外にないでしょう。
最古の時代より蛮族たちの長として、将として振る舞い、陰謀を巡らし、軍勢を率いてきました。
実力本位の蛮族だけに、ドレイク自身が持つ能力が特に優れている点も疑う余地はありません。
竜魔人の異名の通り、ドレイクの頭部には優美な角が2本あり、その背中には皮膜の翼が生えています。
卵から生まれてくるドレイクは、生まれながらに魔剣を抱いており、この魔剣と共に成長します。
そして魔剣が持つ力によって、竜形態へと変身する能力を有しているのです。
優れた身体能力と、類い希な頭脳を持つドレイクは、戦士としても魔法使いとしても一流です。
多くのドレイクは魔法戦士であり、幼い頃から徹底的に王者として、将としての教育と訓練を施されます。
また、竜形態に変身することで、その戦闘力はさらに高まります。
真の強敵と認めた相手に対し、ドレイクは竜化することを躊躇しません。
その体躯は数mから数十mに及び、牙や翼、輝くブレスによる戦い方も幼少より叩き込まれます。
前述の通り、ドレイクは卵から生まれ、15歳程度で一人前の戦士――つまり成人と見なされます。
その後は不老であり、1000年の寿命を持つと考えられています。
成人したてのドレイクは、他の種族よりいくらか優秀といった程度ですが、成長するほどに他を寄せ付けない恐るべき存在となっていきます。

初期習得言語:「交易共通語」「ドレイク語」「汎用蛮族語」の会話と読文
選択不可の技能:なし
“穢れ”:4点

能力値の決定

ABCDEF
1d1d2d2d2d+62d

生まれ表

生まれ技能参照頁
戦士ファイター12155『BR』11頁
拳闘士グラップラー13136『BR』11頁
戦舞士バトルダンサー14135『BR』11頁
魔術師ソーサラー12119『BR』11頁
操霊術師コンジャラー11129『BR』11頁
魔神使いデーモンルーラー12128『BR』11頁
錬体士エンハンサー13127『BR』11頁
賢者セージ11138『BR』11頁
軍師ウォーリーダー11147『BR』11頁
部位操者フィジカルマスター12146『BR』11頁

ロールプレイの指針

ドレイクは、蛮族社会において、特別な存在です。
神話の時代から蛮族の王として君臨している種族であり、下位蛮族はもちろん、より上位の蛮族にも、恐れ敬われています。
複数の有名な血筋や家門が存在し、初期作成のキャラクターであったとしても、基本的に侮られることはありません(伝統的な血筋を持つドレイクの家系と、積極的に敵対したい蛮族など皆無です)。
GMと相談し、家門や血統についての設定を作るのもかまいません。
ドレイクは幼少期より徹底してエリート教育を受け、蛮族の王として君臨するための考え方や方法を学んでいます。
下位蛮族ならばドレイクが睨めばひるみ、震え上がるでしょう。
そうした者は、強力な主人の庇護下にないならば、ドレイクには容易に道を空け、秘密をしゃべります。
ドレイクをプレイするならば、貴族的な振る舞いや、将来王となる者としての態度が似合うでしょう。
ただ尊大に振る舞うよりも、思慮深く、冷静沈着に立ち回るほうが風格や貫禄を感じさせられるはずです。
逆に、将来、王となる運命のプレッシャーに負けそうだったり、血統が敗北や不名誉で没落しかけていたり、大勢の兄弟がいて立場が弱かったりといった、スタンダードではないドレイクを演出するのもギャップがあってよいでしょう。

流派装備

秘伝

[暗視]

暗闇でも昼間のようにものが見えます。

[魔剣の所持]

キャラクター作成時から〈ドレイクの魔剣〉を所持しています。
キャラクター作成時、任意のBランクの近接武器(特産品、流派武器、魔法の武器を除く)をひとつ選び、それを〈ドレイクの魔剣〉として獲得します(購入する必要はありません)。
〈ドレイクの魔剣〉は選んだ近接武器の性能を持った魔法の武器として扱い、さらに〈魔法の発動体〉としても扱います。
〈ドレイクの魔剣〉はガメルによる加工、強化などは一切行えませんが、ドレイク専用の魔装によって性能を変更、強化することができます。

[飛行(飛翔)]

背中の翼で、空を飛んで移動できます。
移動速度は「敏捷度」と同じになります。
また、戦聞時は近接攻撃の命中力・回避力に+1のボーナス修正を得ます。
[竜化]によって竜形態に変身すると、名称が[飛翔]に変わり、いずれかの[部位:翼]のHPが0以下になると[飛翔]の能力は失われます。

[竜化]

〈ドレイクの魔剣〉を体内に取り込み、主動作で竜形態に変身します。
変身後は部位が「胴体(コア部位)/翼/翼」の3部位を持つキャラクターになります。
一度変身すると1時間は人間形態に戻れません。
人間形態に戻るのも主動作となります。
竜形態に変身すると、人間形態でどれだけHP、MPが減少していても、すべての部位は最大値となります。
その他、人間形態時に受けていた継続的な効果は、有利なもの、不利なものもすべてコア部位が引き継ぎます。
人間形態に戻る際は、コア部位のHP、MPの減少に加え、継続的に受けている効果もすべて引き継ぎます。
[部位:胴体]は人間形態時の技能や魔法などをそのまま使用できます。
また、生来武器〈爪〉と、特殊能力[光のブレス」を得ます。
「光のブレス」を使用する場合、移動は「通常移動」または「制限移動」に限られます。
[部位:翼]は人問形態時の技能や魔法などは使用できませんが、生来武器〈翼〉を得ます。
竜形態時の[部位:胴体]の防護点及び[部位:翼]の各種数値は「複数部位の基礎ステータス」を参照してください。

弱点

魔法ダメージ+2点

《6レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[竜化]
限定条件
使用
[竜化]
適用
リスク
概要
強化
効果

[竜化]を行った際、[部位:胴体]は人間形態時に受けていた継続的な効果を引き継ぐか、すべての効果を失わせるかを選ぶことができるようになります。

《11レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[竜化]
限定条件
使用
[竜化]
適用
リスク
概要
効果

[竜化]を補助動作で行えるようになります。
さらに竜形態時には、すべての部位は純エネルギー属性の効果でHP、MPが減少せず、不利な効果を受けなくなります。

《13レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[飛行(飛翔)]
限定条件
使用
[飛行(飛翔)]
適用
リスク
概要
[飛行(飛翔)]強化
効果

[飛行(飛翔)]が[飛行Ⅱ(飛翔Ⅱ)]になり、飛行時の移動速度が「敏捷度の2倍」になります。
さらに、近接攻撃に対する命中力・回避力にさらに+1(合計+2)のボーナス修正を得ます。

製作者:公式