【マナフレア】
(全域)- 入門条件
- マナフレア
第三の剣カルディアが砕け、世界にマナが満ちたときに、その影響を色濃く受けて誕生したとされるのが、マナフレアです。
基本的な体格や体型は、人問と同じです。
しかし全身から噴き出すマナの炎が人問と異なる外見的な特徴です。
マナフレアは、体内に強大なマナを有しており、それが常時、関節や、目、耳などから炎のような姿で噴き出しています。
その色は青や緑が多いものの、個体によって様々です。
熱は体温と変わらず、光もほとんど発してはいないため、暗闇を照らすことはできません(光源にはならないため、視界確保はできませんが、第三者から視認もされません)。
マナフレアは、このマナの炎を自在に操り、ものを持ったり、扱ったりすることができます。
そのため、この炎は「マナの手」あるいは「第三の手」などとも呼ばれ、武器や盾などを扱うことができます。
また、この「マナの手」で触れた相手にMPを渡すこともでき、いざというときの仲間の助けにもなります。
ただ、マナフレアはその膨大なマナを制御することができず、一切魔法使い系技能を習得することができません。
またマナフレアからは“貴族”が生まれることはなく、稀に“士族”が生まれることがあるぐらいであるため、被支配者として望まない生活を強要されていることも多く見られます
身体的には優れており、貴族の護衛や兵士として、重宝されることもありました。
なお、マナフレアは15歳で成人とみなされ、寿命は100歳程度です。
初期習得言語:「地方語」と「魔法文明語」の会話と読文
選択不可の技能:魔法使い系技能すべて(ソーサラー、コンジャラー、プリースト、フェアリーテイマー、マギテック、デーモンルーラー、グリモワール)
能力値の決定
A | B | C | D | E | F |
2d | 1d+6 | 2d+6 | 2d | 2d | 1d+6 |
生まれ表
生まれ | 技能 | 技 | 体 | 心 | 参照頁 |
戦士 | ファイター | 8 | 8 | 2 | 『AoG』20頁 |
拳士 | グラップラー | 8 | 7 | 3 | 『AoG』20頁 |
軽戦士 | フェンサー | 9 | 4 | 5 | 『AoG』20頁 |
射手 | シューター | 8 | 6 | 4 | 『AoG』20頁 |
密偵 | スカウト | 9 | 6 | 3 | 『AoG』20頁 |
野伏 | レンジャー | 7 | 5 | 6 | 『AoG』20頁 |
歌手 | バード | 6 | 5 | 7 | 『AoG』20頁 |
占い師 | ミスティック | 8 | 4 | 6 | 『AoG』20頁 |
魔操者 | アーティザン | 7 | 7 | 4 | 『AoG』20頁 |
指揮官 | アリストクラシー | 6 | 7 | 5 | 『AoG』20頁 |
流派装備
秘伝
[溢れるマナ]
冒険者レベルの上昇に応じて、自身のMPが上昇します。
MPを算出する際の計算式が「冒険者レベル✕3+精神力」となります。
[マナの手]
自らの全身からあふれ出るマナでものを触ったり掴んだりすることができ、手のように自在に扱えます。
キャラクターとしては手を3本持っているものとして扱います。
また、マナの手で他のキャラクターに触れることで、自身のMPを他者に譲り渡すことができます。
主動作で自らのMPを「2d」点減少し、「射程:接触」の対象のMPを同じ値だけ回復させます。
この効果で減少させるMPは、魔晶石などで代用できません。
また、現在MPが「2d」の値よりも低い場合、いっさいの効果を発揮しません。
※[マナの手]の注釈
「マナの手]によって扱える3本目の腕や手は、通常の腕と同じ筋力を持っているものとして扱います。
ただし、独立して行動させるようなことはできず、部位や主動作の回数が増えるわけではありません。
「用法・1H」のアイテムを3つ同時に持つことや、「用法:2H」と「用法:1H」のアイテムを持つことは可能です。
戦闘特技《両手利き》を習得した場合、手に持っている武器のうち、ふたつを選んでそれぞれで1回ずつ攻撃を行うことが可能です。
なお、マナの手はアイテムなどは保持できますが、装飾品などを装備することはできません。
《6レベル以上》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型
- 前提
- [マナの手]
- 限定条件
- 使用
- [マナの手]
- 適用
- リスク
- 概要
- [マナの手]強化
- 効果
3本目の手が10mの距離にまで伸びるようになり、10mまで「射程:接触」として扱って、近接攻撃を行ったり、対象に触れたりできるようになります。
射撃攻撃や投擲攻撃を行う場合、キャラクターの座標から、手を伸ばしたぶんだけ射程が延びているものとして扱います。
《11レベル以上》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型
- 前提
- [マナの手]
- 限定条件
- 使用
- [マナの手]
- 適用
- リスク
- 概要
- [マナの手]強化
- 効果
10秒(1ラウンド)に1回だけ、MPの譲渡を補助動作で行えるようになりますが、余分にMPを5点消費します(渡す側のMPは「2d+5」点減少し、受け取る側は「2d」点回復します)。
補助動作でこの能力を使用した場合でも同じラウンドの主動作に使用することは可能です。