ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【アルボル】 - ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【アルボル】

(全域)
入門条件
アルボル

植物から蛮族へ進化したとされる、珍しい種族です。
花は持たないものの、その特性はメリアに似ており、一説には白樺のメリアだとも考えられています。
姿形は人間に似ていますが、その肌は白く、髪も白か薄緑色をしており、額や全身に目のような紋様が無数に浮かんでいることから、容易に見分けることができます。
かつて神々の大戦の際に、ドワーフが大量に伐採して燃やした木々が、第二の剣イグニスの加護によって怨念と共に人の姿を取らせたという伝承があり、いまなおドワーフを強く憎んでいます。
魔動機文明時代には住処の森を焼き払われ、追われたことから、魔動機術も嫌悪しています。
普段は深い森の奥にある自分たちの集落で暮らしていますが、ドレイクなどの上位蛮族に協力して、諜報活動に従事することもあります。
“穢れ”が低いことから、人族領域に侵入する作戦を指揮することもあります。
隠密行動を得意とし、魔法の扱いにも長けています。
怨念によるものか、炎を操る能力を持ち、その戦闘能力は侮れません。
アルボルは種を生み、それを地中に埋めると1年ほどで幼児の姿となって地上に現れます。
その後、20歳程度で成人と見なされ、300年程度で魂の寿命を迎え、体は木になります。
初期習得言語:「交易共通語」「汎用蛮族語」「ドレイク語」の会話と読文、「妖精語」の会話
選択不可の技能:なし
“穢れ”:2点

能力値の決定

ABCDEF
2d2d1d1d+32d2d

生まれ表

生まれ技能参照頁
真語術師ソーサラー10713『BR』23頁
操霊術師コンジャラー11712『BR』23頁
神官プリースト11811『BR』23頁
妖精使いフェアリーテイマー9714『BR』23頁
魔神使いデーモンルーラー9813『BR』23頁
森羅導師ドルイド11712『BR』23頁
密偵スカウト12810『BR』23頁
賢者セージ10812『BR』23頁
天地使いジオマンサー10911『BR』23頁
軍師ウォーリーダー101010『BR』23頁

ロールプレイの指針

アルボルは、内に強い憎しみを秘めた存在です。
特にドワーフと魔動機文明を憎んでいるため、これらと相容れるのは困難です(実際にプレイする際、仲間にドワーフやマギテックがいる場合、よく相談して方針を決めましょう)。
基本的には物静かで理知的、思慮深く計画的に行動する傾向にあります。
メリアと酷似している種族であり、長命であることから、普段は落ち着いており、気長で忍耐強いことで知られています。
ですが感情的になったときは、かなりの激情を見せることになるでしょう。
また、自らの森を炎で焼き尽くされ、その怒りと怨念によって植物から蛮族になったという伝説の通り、アルボルたちは火や炎に対して特別な感情を抱いています。
炎を操る能力を持ちつつ、自らの弱点も炎というジレンマは、アルボルの精神性を複雑にし、時に屈折させます(そしてその炎がドワーフに通用しないことも苦悩の原因です)。
ドワーフへの復讐と魔動機文明の根絶のために、積極的に他種族と協力する傾向があります。
隠密や暗殺なども得意とし、緻密な計画を立て、冷静に任務を遂行します。
また、愛情深い性質もあり、種族を超えて恋愛関係を結ぶことがあります。
長命種のメリアとだけは子を成すことができますが、そうでなくとも深い関係になることは見られます。
アルボルの中には享楽的であったり、即物的であったりする者もいます。
その性格は意外に多様性に富んでいることから、思うまま自由にロールプレイするのも悪くありません。

流派装備

秘伝

[憤怒の炎]

キャラクター作成時に「炎の武器」もしくは「炎の盾」の特殊能力を習得します。

弱点

炎属性ダメージ+3点

《6レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[憤怒の炎]
限定条件
使用
[憤怒の炎]
適用
リスク
概要
[憤怒の炎]強化
効果

習得している「炎の武器」を補助動作で使用できるようになります。
もしくは習得している「炎の盾」の効果で、手番キャラクターに与える魔法ダメージが+2点(合計+3点)されます。

《11レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[憤怒の炎]
限定条件
使用
[憤怒の炎]
適用
リスク
概要
[憤怒の炎]強化
効果

「炎の武器」で与える物理ダメージがさらに+2点(合計+4点)されます。
もしくは習得している「炎の盾」で上昇する防護点をさらに+3点(合計+5点)します。

製作者:公式