ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【ラミア】 - ゆとシートⅡ for SW2.5(紅草)

【ラミア】

(全域)
入門条件
ラミア

ラミアは、美しい女性の上半身に大蛇の下半身を持つ族です。
変身能力を持ち、多くが人里に紛れこんで生活しています。
これは、ラミアが、若い人族の血を吸わなければ生きていけない種族であるためです。
蛮族でありながら、少なくないラミアは人族と相争うことを好まず、協調しようと考えています。
魔法を扱うのが得意な種族であり、あらゆる魔法に適性があります。
肉弾戦は得意ではありませんが、長い尻尾は武器として扱うことができ、吸血によって傷を癒やすことができるため、戦士系技能と完全に相性が悪いわけではありません。
ラミアは20歳くらいで成人を迎え、200年前後生きると言われています。

初期習得言語:「汎用蛮族語」「交易共通語」「ドレイク語」の会話と読文
選択不可の技能:なし
“穢れ”:2点

能力値の決定

ABCDEF
1d2d1d2d2d2d

生まれ表

生まれ技能参照頁
戦士ファイター10912『BS』9頁
魔術師ソーサラー8815『BS』9頁
操術師コンジャラー8716『BS』9頁
神官プリースト9814『BS』9頁
森羅導師ドルイド9715『BS』9頁
魔神使いデーモンルーラー7816『BS』9頁
密偵スカウト10813『BS』9頁
野伏レンジャー11713『BS』9頁
学者セージ9913『BS』9頁
参謀ウォーリーダー8914『BS』9頁

ロールプレイの指針

ラミアは人族の血が必要なため、蛮族社会であっても、人族社会であっても、血を吸う対象が近くにいる環境に居場所を定めます。
蛮族社会ならばその正体を惜しげもなく晒してかまいませんが、人族社会ならば、正体が露見すればよくて追放、悪ければ殺されてしまいます。
幸いにして、ラミアの“穢れ”は2点しかなく、〈守りの剣〉の影響下でも、大きな支障はなく暮らすことができ、よほど下手なことをしない限り、正体がバレることはないでしょう。
ラミアは総じて情に厚いところがあり、血液を提供してくれる人族に対しては世話を焼いたり尽くしたりする傾向があります。
正体を明かさず、寝ている隙などに血を吸うこともありますが、可能ならばよき理解者をパートナーにしたいと考えています。
その際の相手への接し方は、人間の女性と大きな違いはありません。
優しく接する者、美貌で相手を虜にする者、対等な関係を築く者、弱々しく見せて庇護欲をかき立てる者……と、様々です。
なお、ラミアは人族に変身しても、変わるのは下半身だけです。
女性しかいないラミアは人族と子を成し、その上半身は人間か、交配した相手と同じ姿になります(ルーンフォーク、タビット、ナイトメア(リルドラケン生まれ)、リルドラケン、グラスランナー、メリア、スプリガン、フロウライト、アルヴと子を成した記録はなく、それらの姿をしたラミアは目撃されたことがありません)。

生来武器〈牙〉〈尻尾〉の扱い

ラミアは生来武器〈牙〉〈尻尾〉を持ち、戦士系技能を習得した場合は、これらを武器として扱えます。
また、冒険者レベルが6になると〈牙〉はAランクの〈鋭牙〉となります。
これらは「カテゴリ〈格闘〉」で、一切の加工、強化ができない武器として扱います。
武器としてのデータはラミアのキャラクターシートを参照してください。
生来武器について、より詳細な扱いを確認する場合は「生来武器一覧」を参照してください。

血が吸えないペナルティ

ラミアのPCでプレイする場合、血を吸えないことによるペナルティは、あくまでフレーバーとして、基本的に無視して構いません。
しかしリアリティを求める場合、人族の血(蛮族の血では役に立ちません)を吸えなかった翌日の朝6時に、HP最大値を1点減少させてください。
そしてこれは、吸えない日が続く限り累積します。
HP最大値の減少は、吸血を行い、与えたダメージ分だけ回復します。
ラミアのプレイヤーが望み、非戦闘時であるならば、1点しかダメージを与えないことを選んでも構いません(寝ている間ならば、気づかない、としてもいいでしょう)。

流派装備

秘伝

[暗視]

暗闇でも昼間のようにものが見えます。

[ラミアの身体]

生来武器〈牙〉〈尻尾〉を得ます。
また、本来の姿である場合には「装備可能部位:足」の装飾品は装備できません(「部位:その他」にも装備できません)。

[ラミアの吸血]

〈牙〉による近接攻撃が命中した場合、命中後に通常どおりダメージを与えるか、吸血を行うかを選べます。
吸血を行う場合、ダメージの決定において算出ダメージを6点減少させます(最低0)。
その後、適用ダメージと同じ値だけ、攻撃者であるラミアのHPが回復します。
この効果は対象が「分類:人族」の場合のみ有効です。

[変化]

補助動作で、肉体を特定の人族のものに変化させます。
変化している問は、命中力・回避力・生命抵抗力・精神抵抗力に-1のペナルティ修正を受け、HPとMPの最大値が「5」点減少します(最低1)。
また、変化している間は〈尻尾〉は扱えなくなります。
逆に、人族の姿であるときは「装備可能部位:足」の装飾品を装備することは可能ですが、本来の姿に戻った場合、それらの装飾品はすべて外れて足元に落ちます。
本来の姿に戻るのも補助動作となります。
この能力で変化できるのは、1日に累計で18時間までに限られます。

ラミアの弱点

土属性ダメージ+3点

《6レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[ラミアの身体]
限定条件
使用
[ラミアの身体]
適用
リスク
概要
[ラミアの身体]強化
効果

[ラミアの身体]で得ている生来武器〈牙〉がAランク〈鋭牙〉になります。
この武器は例外的に《武器習熟A/格闘》を習得していなくても使用可能です。
また[ラミアの吸血]を行う際、算出ダメージの減少がなくなります。

《11レベル以上》

必要名誉点
タイプ
常時型
前提
[ラミアの吸血]
限定条件
使用
[ラミアの吸血]
適用
リスク
概要
[ラミアの吸血]強化
効果

[ラミアの吸血]を行う際、1日に1回だけ、HPではなくMPを回復できるようになります。
適用ダメージの決定後、いずれかの回復を選択できます。

製作者:公式